ペットを飼うのであれば、「トイレの問題」を無視することはできません。しばしば大きな問題となるペットのトイレ事情ですが、ここでは「うさぎのトイレ」を取り上げます。
うさぎは果たしてトイレを覚えてくれるのか、覚えてくれるのだとすればどのようにしつければマスターしてくれるのかを考えて生きましょう。
目次
ペット(動物)のなかには、「決まった場所をトイレとする性質」を持たないものもいます。たとえば、人間にとってもっとも古き友ともいわれる犬はこの典型例です。
しかしうさぎの場合は、明確に「この場所」と定めてトイレにすることが多いといえます。
そのため、きちんと覚えてしまいさえすれば、特段の理由がないかぎりはうさぎはその「決めた場所」で排泄することができます。
つまりうさぎは、極めてトイレのしつけがしやすい動物だといえるのです。
もっともこれは、あくまで「うさぎという種を見た時の話」です。
うさぎにも個体差はありますから、大きくなっても、また飼い主が非常にしっかりしつけをしていたとしても、トイレをなかなか覚えてくれない個体もいます。
ここからは、「それではうさぎのトイレのしつけはどのようにやっていけばいいのか」について解説していきます。
まず、「トイレのしつけを行う」と決めたのならば、早い段階から取り組むことがおすすめです。こうすることでうさぎも学びやすくなりますし、「一か所をトイレとすることの快適さ」も学んでくれます。
初めてのトイレトレーニングの際には、うさぎ自身の出した排泄物をつけたティッシュなどを使うことをおすすめします。その際には、便も一緒にとっておきましょう。
これを新しいトイレの中に設置します。
こうすることでうさぎは、「ああ、ここは自分のトイレだ」「自分自身の匂いがするスペースだ」として、トイレを認識していくことになります。
初めのころは失敗もあるかと思われますが、繰り返していくうちにやがてその場所を「自分のトイレだ」と認識するようになるでしょう。
うさぎがトイレをしっかり覚えたら、消臭剤や臭いを軽減するスプレーを使うように検討するのもよいでしょう。特にワンルームマンションの場合は、防臭対策をしておいた方がよいと思われます。
なお、消臭剤やスプレーのなかには非常に強力なものもあります。うさぎのいる部屋使っても問題ないかも確認しておく必要があります。
子どものころに5匹のうさぎと一緒に生活していた経験があり、子うさぎの飼育経験も有しています。自由奔放に生きるうさぎたちと過ごした時間も活かして、動物関係のライティングを多数手がけてきました。「分かりにくいことを、わかりやすく」をテーマにペットとの生活をサポートしていきます。
うさぎ雑学の個人的経験談
ネザーランドドワーフの女の子と一緒に暮らし始めて1~2ヶ月くらいの頃。
うさぎはトイレを覚えると知り、早速トイレトレーニングを行いました。
ケージの下に新聞紙を沢山敷き、おしっこで濡れた部分の紙を使ってほしいトイレに砂と混ぜて入れておきました。それだけでトイレの場所を認識するみたいです。
時折、膝に乗せている時には何回か粗相されちゃうことも・・・。
うさちゃんの個性にもよるかと思いますが、うちの子は部屋の中では粗相はなかったです。お膝の上でだけ・・・笑
でも本当に数回のことでしたので、全然怒ったりすることもなく気付いた時には決まった場所でトイレするようになっていました。賢い!(親バカ)
うさちゃんのトイトレに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです♪