長く一緒に過ごしていくうさぎと、仲良く暮らしていきたいと考えるのはごく自然なことです。
ここでは、うさぎと仲良くなるためにするべき3つのことを取り上げつつ、「うさぎが嫌うこと」についても解説していきます。
目次
うさぎと仲良くなるための方法は数多くありますが、特に試してほしいのは以下の3つです。
・なでる
・おやつをあげる
・遊ぶ
この3つは、うさぎと仲良くするための基本の行動です。
個体差はあるものの、うさぎは基本的になでられることを好む生き物です。特に背中~お尻のラインをなでられることを好む個体が多いといえます。目を細めているようならばうれしい証拠なので、もっと続けてあげましょう。
うさぎに限った話ではありませんが、ペットはおやつが好きなものです。あげすぎは問題ですが、コミュニケーションの一環としておやつを上げるようにしましょう。
うさぎのおやつはペットショップでも購入できますが、果物や野菜をあげても構いません。ちなみにうさぎといえば人参を好むイメージを持つ人も多いかと思われますが、実はリンゴやキャベツなどもよく食べます。
うさぎが遊べる環境を作ってあげるのもよいものです。たとえばうさぎ用のボールを使ったり、トンネルを部屋に置いたり、知育玩具を用いたり……といったものです。
また、家に庭があるという人の場合は、脱走対策をきちんとしたうえで庭に放牧するのもよいでしょう。
ここまで「うさぎと仲良くするための方法」を解説していきましたが、ここからは「うさぎと仲良くしたい人が気を付けるべき注意点」について解説します。
コミュニケーションのつもりでうさぎを抱き上げる人は少なくないかと思われますが、これはうさぎにとっては意外とストレスになるものです。うさぎは、自然界においては「弱い」生物です。抱っこ=体の自由を奪われる=捕食される と感じてしまうことも多いため、その子が嫌がるようならば抱っこは避けるべきです。
また、早くなつかせたいということで、初日から構ってしまう人もいることでしょう。
しかしうさぎは、「新しい環境が安全かどうか」をまず確かめたいものです。あまりにも構いすぎると新しい環境に順応しにくくなりますし、疲れやすくなります。初日はゆっくりさせてあげてください。
だれもが知る通り、うさぎは非常に耳の良い生き物です。人間にとっては気にならないような音量であっても、うさぎにはストレスになることも多いといえます。
そのため、大きな音を立てることは避けてください。
うさぎは犬や猫に比べると感情が分かりにくい生物ともいわれます。しかし仲良くなれば、名前を呼んだら近づいてくるなどの変化が見えることもあります。上手に付き合っていきたいものですね。
子どものころに5匹のうさぎと一緒に生活していた経験があり、子うさぎの飼育経験も有しています。自由奔放に生きるうさぎたちと過ごした時間も活かして、動物関係のライティングを多数手がけてきました。「分かりにくいことを、わかりやすく」をテーマにペットとの生活をサポートしていきます。